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ホームユースケースビジネスインサイト【Cisco Live! 2022 メルボルン レポート】現地からお届け!

NTT Com DD サービス本部のいなばです。
2022年12月6日~9日の4日間、オーストラリアのメルボルンで開催された「Cisco Live! 2022 Melbourne」に参加してきましたので、会場の雰囲気、参加されていた方々の様子、業界の流れなどを、個人的な視点からお伝えします!

会場はメルボルン市の中心部にあるMelbourne Convention and Exhibition Centre。南半球の12月と言えば夏真っ盛りと思いきや、私が滞在していた期間は朝10℃くらい、日中も20℃まで上がらなく、風も強くて肌寒い日々でした。南半球でもさらに南側ですので、そういえばそうですよね。一日の中でも天気は変わりやすく、大雨注意報⇒快晴という忙しい一日もありました。その分、晴れた時の空は清々しく太陽の有難さが実感できるのもメルボルンの醍醐味の一つです。

4日間の日程で、私が参加したセッションはXDRやSASEなどセキュリティー関連ばかり。朝は8:30から9:00にはセッションがスタートします。会場では朝食やコーヒー、フルーツジュースもたくさん用意され、ホテルで朝食バイキングをたっぷり食して会場入りしたのに、セッション前にさらに少し頂くといった至福のひと時が毎朝のルーティンでした。

朝のセッション開始前の様子
参加したセッション
12月7日(水) Opening Keynoteより

空き時間にはパートナー企業の展示やLabエリアの散策、テレビ局さながらの中継センターの立ち見参加など、胸がわくわくするイベントが目白押しです!空き時間が15分あれば、少し離れた展示会場まで足を運んで目に入ったブースを黙々と散策します。Hands-On Labの部屋の前に人だかりがあるとついつい興味本位で聞き入ってしまったりと、情報が溢れる環境は本当に刺激的です!

Ciscoや協賛企業の展示

会期中に開催されたセッションは大小合わせて627あり、それらの各セッションの開催時間の合計をテクノロジー別に分類してみました。合計で40ほどに分類されたテクノロジーのうち、上位20位をまとめたものが下記の表になります(Walk-In Labのような常時開催のものは除いてます)。

テクノロジー別:セッション開催時間 上位20位

Ciscoは今や世界最大のソフトウェア企業の一社ですが、今後も引き続きソフトウェアとサービスに注力しようとする姿勢がこの表からも窺うことができます。DevNet、Cloud、xxOps、Programmabilityなどはごく一例です。それに加えて強力なキーワードとして「Automation & Orchestration」が挙げられ、様々な分野で活用が進んでいます。私の受講したセッションでも頻出の言葉でした。自動化やオーケストレーションは日々の業務でもすっかり目にするようになりましたし、他社サービスとの連携としても使われることが多くなりましたよね。

私が感じたCiscoの推しトレンドです。
  自動化ソリューション (Automation & Orchestration)
  開発、運用 (DevNet, DevOps/NetOps/AIOps, SecOps, Programmability)
  管理、見える化 (DNA Center, ThousandEyes, Observability)
  セキュリティー分野 (Security, SASE, SecureX)
  音声系はWebex (Webex Calling, Collaboration, Unified Communication)

Ciscoに限らず、情報通信業界では売り切りのビジネスからリカーリングビジネスへと大きく変化しています。ライセンスがPerpetualからSubscription に変化しているのもその一例です。リカーリングビジネスの主要な要素である「サービス」に携わる部門の人間として、新しい技術や各国のエンジニアと触れる機会はモチベーションのチャージに効果てきめんでした。ただ今やる気満々です!同じ会場にTシャツ姿と冬物ダウンコート姿の人が混ざっている光景が自由な発想の象徴にも感じられました。海外居住の頃の日常に戻った懐かしさもあり、きっとこれからの成長に役立つ1週間となった気がします。

 

 

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